「その後亮平さんとうまくいっていると、風の噂で聞きました。僕としては複雑な思いですが、あんな大きな事件をしでかした以上何も言えません。僕は今フランスの小さな都市で昔から親父が懇意にしていた貿易会社のスタッフの1人として働いています。知り合いも誰もいない場所で必死に駆けずり回っています。最近になってやっと自分の生活も落ち着いたところで、美優さんのことが気になり、無礼を承知で連絡をしました」
文面から石田くんが元気そうで安堵した。
過去と呼ぶにはまだ生々しくて、私自身事件を克服できたとは言えないけれど、どれだけ辛くてもみんな生きていかなくてはいけないし、少しづつでも前に進むしかない。
石田くんにだって色々と言いたいことがないわけではないが、今はまだうまく言葉にならない。
なぜだろう、気がつけば私の頬を涙が流れていた。
文面から石田くんが元気そうで安堵した。
過去と呼ぶにはまだ生々しくて、私自身事件を克服できたとは言えないけれど、どれだけ辛くてもみんな生きていかなくてはいけないし、少しづつでも前に進むしかない。
石田くんにだって色々と言いたいことがないわけではないが、今はまだうまく言葉にならない。
なぜだろう、気がつけば私の頬を涙が流れていた。



