再会は、嵐を呼ぶ恋の始まり

「お母様素敵な方よね。私も何度もお世話になったわ」

奇遇な出会い方をしてしまったけれど、素敵だなぁと思ったことに嘘はない。
将来こんな風に年を取りたいなと思えるような存在だった。

「実は美優と母さんが知り合いなのは東京に戻る少し前から知っていたんだ。東京へ帰る相談やこっちでの住居を決めるために何度か話をしているうちに、NAGASIMAに勤める営業職の女性が教え子なんだと教えられ話を聞いているうちに美優だとわかった」
「そう」

どちらかと言うと私の方が先生に懐いていて、亮平のことも色々と話していたから、先生としても私に打ち上げるタイミングを逃したのだろう。
それにしても、亮平のお母さんに亮平の相談をしていたなんて恥ずかしい。