再会は、嵐を呼ぶ恋の始まり

ゴソゴソ、ゴソゴソ

玄関から聞こえてくる物音。
そういえば忘れていた。

「亮平?」

青ざめた顔で俺を見る美優の怯えた表情。
俺は美優に伝えなくてはいけないことがあるのを忘れていた。
そう思って話をしようとしたその時、

「今日はお弁当どうするの?」

リビングの入口から顔を出した1人の女性。
間が悪いというかなんというか、早く説明しないとまた美優が誤解してしまう。
そう思った時、美優の叫び声が聞こえてきた。

「え、先生?」
「美優さん」

最悪だ。
1番悪いタイミングで美優に知られてしまった。