再会は、嵐を呼ぶ恋の始まり

石田くんに一体何があったのかと思いながら、私は朝を迎えた。
このまま石田くんと連絡が取れないのかもしれないと、密かに思っていた。
彼にとって私はただの上司なのだから仕方がないのかもしれない。
しかし、朝目覚めるよりも先にメッセージの受信があった。

『石田です。電話をいただいたのに出れなくてすみません。既に部長から聞いていると思いますが、今回の件は僕が起こした事件です。言い訳はしません。すみません』

メッセージを読んで初めて石田くんが犯人なのだと実感した。
そしてなぜこんなことになったのか、直接会って事情を聞きたいと思った。

「会って話が聞きたい。必ず1人で行くから、場所を指定して」

それから数分後、私は都内のホテルの1室に呼び出された。