私達は険しい表情のまま、3人で状況の確認をした
電話をかけてきた取引先は、大手スーパー。
うちの担当は若手社員が2人ついている。
最近になり取引が始まったばかりの会社で、今回は夏のイベント用商品の仕入れを一括でうちに任されていた。
数ヶ月前には商品の手配を終え、予定では船便ですでに商品が届いている時期。
それが届く様子がないことから、先方が連絡をしてきたようだ。
普通なら担当者がそのことに気づかないのはおかしいのだが、先日の担当変更もありうまく引き継ぎができていなくて対応が遅れたらしい。
「まだ取引の浅い会社ですから、特に細心の注意を払って対応してもらわなくては困ります。気がついていなかったんですか?」
亮平にしては珍しく、鋭い声。
「すみません」
「申し訳ありません」
課長と並んで、私も頭を下げた。
担当者はもちろん管理職である課長も気づいていなかったなんて、確かに大きな失態ではある。
「まずは、商品の所在を確認してください。発注まで済んでいるって事はどこかに商品があるはずです」
確かに遥か遠い異国の地とは言え、契約が交わされ発注が行われたと言う事は荷物だってどこかに出荷されている。
もしかしてただ遅れているだけかもしれないと、この時の私は微かな期待を持っていた。
電話をかけてきた取引先は、大手スーパー。
うちの担当は若手社員が2人ついている。
最近になり取引が始まったばかりの会社で、今回は夏のイベント用商品の仕入れを一括でうちに任されていた。
数ヶ月前には商品の手配を終え、予定では船便ですでに商品が届いている時期。
それが届く様子がないことから、先方が連絡をしてきたようだ。
普通なら担当者がそのことに気づかないのはおかしいのだが、先日の担当変更もありうまく引き継ぎができていなくて対応が遅れたらしい。
「まだ取引の浅い会社ですから、特に細心の注意を払って対応してもらわなくては困ります。気がついていなかったんですか?」
亮平にしては珍しく、鋭い声。
「すみません」
「申し訳ありません」
課長と並んで、私も頭を下げた。
担当者はもちろん管理職である課長も気づいていなかったなんて、確かに大きな失態ではある。
「まずは、商品の所在を確認してください。発注まで済んでいるって事はどこかに商品があるはずです」
確かに遥か遠い異国の地とは言え、契約が交わされ発注が行われたと言う事は荷物だってどこかに出荷されている。
もしかしてただ遅れているだけかもしれないと、この時の私は微かな期待を持っていた。



