「あ!ミヤ!」

花音がミヤ君の名前を呼び
私は思わずドキッとしてしまう。

「なに?どうしたの花音…」

ミヤ君は私達の席に近付いてきて
また心臓が早くなるのを感じた。

「ミヤ、これから部活?」

「あぁ…まぁ、そうだけど…」

「なーんだ。
せっかくミヤもお茶に誘ってあげようと
思ったのに」

「お茶?」

「うん、今から菜美とお茶しに行くの。ね?」

花音に笑顔を向けられ、

「あ、うん…そうだね」

私は何とかそう答えれば
ミヤ君が私の方を見てきて
ずっと心臓がうるさい。