「…私は、その…四条君は、
男の子として魅力があると思ってますよ…?
友達でも…男の子として意識する事もありますし、優しい所も…私は、好きですし…」

途切れ途切れにそう言った後、
再び静かになる部屋の中。

「…好き、って、」

ミヤ君が動揺して
恥ずかしそうに呟いた声が聞こえ、
私は自分が言った事を思い返し、
顔が真っ赤になったような気がした。

…私、今、告白みたいな感じになった!?


「…あ、私、ちょっと今日は帰りますっ…!」


私は動揺しながら
慌てて教科書を鞄に直して
立ち上がろうとすれば

「菜美!ダーメ。私が帰るから
あとは2人でゆっくりしてて良いよ?」

と、花音は言い出し
私を無理やり座らせた。

「…えっ、でも花音、勉強は、」

私がそう言えば

「別に今日じゃなくても良いよ?
だって私はミヤと菜美が仲良くなれる事が
今日の元々の任務だったし…?
また明日にでも進展聞かせてよ!」

と、言いながら花音は立ち上がり
「おばさん、行こ!」
とミヤ君のお母さんの腕を引っ張ると

「…都、こんな素敵な女の子に好かれて
一生の運を使いきったわね!頑張って!」

と言い残した後、
2人は早々と出て行き部屋の扉を閉められた。