「…えっと、」

私が声を出せばしんっ…と再び静かになる皆。

「…四条君は、優しい人だと思ってます、」

私がそう言えばミヤ君のお母さんは
「優しいかぁ…
それだけじゃはっきりしないわね」
と、独り言を言った後、

「あ、じゃあ!
都の事、男として見れる?
それとも友達止まり?どっち?」

と、またまたとんでもない
究極の2択を出してきた。

…ミヤ君のお母さんって、破天荒すぎる。

「…え、!?」

私が再び戸惑っていれば

「優しい都は、友達としては最適だと
男としてはどうかな~と
お母さん思う時があるのよね~。
母親として都を本当に愛してくれる女の子が
今後現れるのか心配だから
菜美ちゃんに聞いてみたいのよ」

「あ、おばさんもそう思う?
ミヤって肝心な所で男らしさ出ないし」

花音も花音で言いたい放題すぎる
…と思っていれば

「そうなのよ…
もうちょっとグイグイいって貰いたいけど
都は優しいあまりに遠慮しちゃうのよ…」

「「ねー?」」

と、花音とミヤ君のお母さんが
2人で顔を見合わせて
意気投合しているのは良いが

ミヤ君はどこか複雑そうな顔をしており…

私はそんなミヤ君の顔を見て
思わず「…あ、あの、」と口を開いた。