「あつーい!エアコン付けるからね」

花音は慣れたようにリモコン操作し
ベッドを背に座っていた。

私も花音の横に座り、
目の前のテーブルに教科書を置いていると

コンコン…と、突然部屋のノックの音が聞こえ

「入るわよ~」

と、ミヤ君のお母さんの声が聞こえた。


ガチャ…と開かれれば
ミヤ君のお母さんは飲み物とお菓子を
お盆にのせて持っていて

「いらっしゃ~い、2人共。
狭い部屋だけどくつろいでいってね~」

とニコニコしながら
テーブルに置いてくれた。