「…ホントに肝心な所で男じゃないんだから」

花音は呆れてそう呟いて再び席に着けば

「とりあえず、学校終わったら
ミヤの家行って勉強会ね」

そう言い出した。

「…ミヤ君、大丈夫なの?
私が行ったら、困るような感じだったよ…」

「そりゃ、緊張しすぎて困るかもね?
でも何だかんだミヤは菜美の事
最近ずっと意識して目で追ってるし…
他の男子と菜美が話してたら
気になって落ち着かなそうにしてるし?
わざと近くにやれば、
逆に理性が崩壊して素直になりすぎるかも。
菜美、その時はごめんね」


…何だかよく分からない事を言われたが
本当に私がミヤ君の家に行って良いのかな…。

その思いで悶々としたまま
午前授業が終わりを告げていった。