「…でも、お姉ちゃん綺麗だし、
強くても私と同じ女の子なんだから
気を付けた方が良いよ」

私がそう言えば
お姉ちゃんは潤んだ様子で

「菜美、めっちゃ可愛い!!
ホントに自慢の妹だわ!!」

お兄ちゃんから私を取り上げ
ぎゅうぎゅう抱き締めてきた。

…く、苦しい。

そう思いながらも笑っていれば、


「…ん?菜美、運動でもした?
何か…少し制汗スプレー?運動の後に付ける
良い香りの匂いするよ?」


お姉ちゃんにそう言われ
一瞬きょとん…としたが、


…そう言えば、ミヤ君、
今日一緒に帰った時、部分帰りだったし…
何かそんな良い香りがしたような…。


それを思い出し、
笑顔が一転し、顔が強ばった。