そこにはお揃いの指輪が
箱に入れられて置いてあり…

「えっ…これって…」

私がびっくりしていれば

「…お揃いで持ちたかったから。
またちゃんと稼ぐようになれたら
もっとちゃんとしたのプレゼントするから…」

ミヤ君はそう言うと
左手の薬指にはめてくれた。

「…ありがとう。凄く嬉しい」

私が顔を赤くしながら
はめてくれた指輪を見ていれば

「…学校では指にははめられないから
キーホルダーに出来るようにチェーンも
着けて貰ったから。お揃いで持とうね…」

ミヤ君はそう言って
チェーンも渡してきた。

「えっ!?でもこんな大切なモノ
学校には付けられないよ…!!
万が一失くしたら困るし…」

私がそう言えば

「…俺が付けてて欲しいの。
そんなに高いものじゃないから
失くしたらまた買うから…。
菜美ちゃんは俺のだって…本当は皆に宣言したい所だけど、やっぱり照れて言えないから、
せめてこうやってアピールしたい…」

…ミヤ君はやっぱり目立つのが
好きじゃないみたいだけど、

ある意味これはこれで目立つし
また花音が見たら大声で発狂して
皆にバレて余計にイジられそうだけど…

でも…照れてるミヤ君が可愛いから
言う事は何でも聞いてあげたい。