「あら、菜美ちゃんいらっしゃい!!」

するとミヤ君のお母さんも部屋に来て

「あ、お、お邪魔してます…!」

何となくドモってしまいながらも
笑顔で答えれば

私とミヤ君を交互にじっと見つめる
ミヤ君のお母さん。

何だか凄くニヤニヤしてるような…。

…まさか怪しまれてる?
でも制服はちゃんと着てるし
髪も結び直したよね…。

一応勉強してるフリもしてるし…。

ドキドキしてそう思っていれば

「都、ちゃんとしてるじゃない。偉いわね」

ミヤ君のお母さんが
何を言い出したかと思えば

「…でも引き出しの上に置いてる"ゴム"
終わったら閉まっときなさいよ?
お母さんの言いつけ守って
避妊してるのは良いけど
菜美ちゃんに荒々しくしないのよ?」

ベッドの横の引き出しの上を指さされながら
そんな事を指摘され
私の顔は真っ赤になる。

…さっきミヤ君が取り出していたものだ。
今日はミヤ君も余裕が無くて
直す余裕もなかったのかも…

もう言い逃れが出来ない。