「み、ミヤ君!!ごめんっ!!」

私は思わずミヤ君を押して離れ
急いで制服を着ていれば

「あら~?都、帰ってるの~?
それに菜美ちゃんの靴もあるけど~?」

「ママ、こっちにはいないよ?」

「じゃあ、部屋かしら…?
ん…?もしや…都アンタまさか…都!!」

そう言って1階から
都君のお母さんが呼ぶ声が聞こえれば

「あっ、加弥!!ちょっと待ちなさい!!」

「ミヤおにいちゃーん!!
なみおねえちゃーん!!」

勢いよく階段を駆け上がり
部屋に向かってくる音が聞こえる。

おそらく加弥君だろう。

私が何とか制服を着終わり
テーブルの前に座り鞄から教科書を取り出し
勉強しているフリをしていれば

ガチャッ…と勢いよく扉が開いた。