「…え?」

私が少し動揺した声を漏らせば


「…菜美ちゃんの事ただの友達だと思ってればさっきの駅近くに住んでる俺の友達の方に
普通に送らせてる。アイツは良い奴だし…
菜美ちゃんだって同じ方向だって思えば
その方が気を遣わないでしょ」

「…」

「…でも、2人きりにはさせたくなかったし
…俺が送りたかったから送っただけ。
だから菜美ちゃんは何も気にしなくて良いよ」


…少し照れた様子でミヤ君にそんな事を言われ
私の顔はおそらく真っ赤だろう。

"ただの友達だと思ってれば"って…
"2人きりにはさせたくなかった"って…

ミヤ君がどういう感情で私にそんな事を
言ってるのか分からないけど…

私はドキドキが止まらなかった。