「…え?」

「いや、だって都は普通に市川さんが
好きすぎて甘くしたいんだろうし
都ってそんなに我慢…してるかな?
最近の都は市川さんに甘々すぎて
学校でも…その、市川さんに
手出しとかしてるし、
どう見ても我慢なんかしてないんじゃ…」

壱君に少し恥ずかしそうにそう言われ

「…て、手出しとか…されてないよ」

私は誤魔化そうとするが
思わず言葉を詰まらせタジタジになる。

…なぜミヤ君に学校で手出しされてるとか
壱君は分かるのだろうか。

確かに今日も何だかんだ抱き締められて
キスもされたし…

凛に嫉妬された時も
部室で…色々されたりはしたけど…

私がそう思っていれば

「…でもこの前、市川さんが練習試合前に
体育館で都にミサンガ渡してた日の夜…
教室で2人の…甘い光景を見ちゃったし…」

壱君は急にそんな事を言い出した。

まさかあの光景を壱君に見られてたなんて
…恥ずかしすぎる。