「で、でも、ミヤ君、いつも友達と
食べてるよね?私とクラスで一緒にいたら、
色々目立っちゃうけど良いの…?」

私が静かに教室を見渡せば
既に少しだけこちらに目を向けている
男子と女子が数人いるような…。

「…確かに教室では目立つし食べれないけど、
他の所でなら一緒に食べれるかなって…。
菜美ちゃんと学校でも
もっと一緒にいたいし…」

ミヤ君は照れながらも
私と一緒にいたいなんて
嬉しくて甘い言葉を掛けてくれる。

「そういえば、花音は…?」

花音とはいつも昼休み一緒にご飯を食べているが、今は姿が見当たらない。

「花音にはさっき俺が菜美ちゃんと
昼休みは過ごすって言っといたから。
…めちゃくちゃ冷やかされたけど」

…そんな恥ずかしい思いまでして
私と昼休みを過ごしてくれようとするなんて…
何か特別な話でもあるのかな…?

「…そっか。
私もミヤ君とご飯食べたいから嬉しい。
学校でなんて、初めてだから緊張するけど…」

私も照れながらも素直にそう言えば

「…菜美ちゃん、こっち来て」

ミヤ君にそう言われ
私はお弁当を持って席を立てば
優しく手を握られた。