「菜美!上で寝とけ!俺が話をつけるから!」

「…こんな状況で休めないよ」

菜美ちゃんは苦笑いしてる。

…でも菜美ちゃんはいくら家に着いて
座れてるとはいえ、
やっぱりちゃんと寝ないと少しキツそうで
確かに俺にまた寄りかかりそうになっている。

「…菜美ちゃん、大丈夫?
また…寄りかかっても良いからね」

「えっ、うん…大丈夫だよ。
ありがとう、ミヤ君…」

その照れてる笑顔が可愛い…と思っていれば

「おい!!勝手にイチャイチャすんな!!
菜美!!いつからそんな女の顔を見せるようになったんだよ!?」

…お兄さんの逆鱗に触れた。

「お、女の顔って…そんなつもりは、」

菜美ちゃんは焦って顔を赤くしている。

「あら?菜美は女の子なんだから
好きな人の前でそういう顔をするのは
当たり前でしょ?凄く可愛いじゃない」

菜美ちゃんのお母さんは
礼菜ちゃんを抱っこしながら
茶々を入れるように言った。