「えっ!?お、おい!!お前何してんだよ!!
菜美を離せ!!マジで殺されてぇのか!?」

お兄さんの凄い怒声が聞こえ

「み、ミヤ君…離れた方が…」

菜美ちゃんも焦って離れようとしていたが
俺は絶対離さないと決め強く抱き締め

「…俺、菜美さんの事本気です」

俺が恐る恐るお兄さんの目を見て
伝えれば、凄く怖い形相で睨まれた。

「じゃあ決闘でもするか!?
中に入れよ、この野郎!!」

決闘って…まさか殴られるのだろうか。
怖いとも思ってしまうけど

「ミヤ君、」

俺は…菜美ちゃんと一緒にいられるなら
それでも良い。

この可愛い笑顔を絶対に守りたい。
俺は菜美ちゃんじゃないとダメだ。

「…分かりました」

俺がお兄さんの目をしっかり見て
覚悟を決めてそう言えば

「あらー…」

と、菜美ちゃんのお母さんは
びっくりしていたが
どこか嬉しそうに微笑んで声を漏らしていた。