菜美ちゃんの玄関の前に着き、

「都君本当にありがとう。
また…菜美の事よろしくね」

菜美ちゃんのお母さんにそう言われ
頭を下げれば

「ミヤ君…ありがとう。また連絡するね」

「うん、ゆっくり休んでね」
俺が菜美ちゃんの手を離そうとすれば

少し寂しそうな表情をした菜美ちゃん。

…俺の勝手な願望かと思えば

「あら。菜美ったら可愛い表情して…
本当にミヤ君の事が好きなのね?」

と、菜美ちゃんのお母さんに言われ
俺がびっくりしていれば

「…うん、寂しいけど、またね」

そう素直に言って本当に寂しそうに
可愛く微笑まれれば、俺の顔も赤くなる。

あのいつもしっかりしてる菜美ちゃんが
寂しいとか俺に言うなんて…

ヤバい。ここにお母さんがいなければ
理性が効かずにキスしてたかも。

「あら~お母さんとお父さんにもそんな時代が
あって懐かしいわ~」

菜美ちゃんのお母さんが
ニコニコして顔の赤い俺達を見ていれば

急に凄い勢いで玄関が開かれ
びっくりして見れば