「…凛、どうして家の中に、」

私がそう言えば

「あぁ…ここに着いたら
たまたまミヤ君のお母さんが鍵を開けようと
してる所で、声掛けて姉ちゃんの弟だって
言ったら普通に入って良いって言われたから」

凛は表情を変えず平然と答えた。

「凛君ってカッコいいわね~!
相当モテるでしょ?」

「まぁそれなりには。
勉強も出来るし喧嘩も強けりゃ
女なんてそれだけで寄って来ますし」

「あら~不良なの?カッコいいわね~?
都にも破天荒な事して欲しかったわ~」


…凛、シラっとミヤ君のお母さんに
自分が不良だって事バラしてるし…。

それにミヤ君のお母さんも引くどころか
普通に受け入れてるし…。

今まで必死に私が隠してた努力って一体…。