「…凛君が来るまで
もう少しだけ抱き締めて良い?」

「で、でも…そんな、
今日も下心あったとか、抱きたかったとか
言われたら、恥ずかしいよ…」

私が顔を真っ赤にしていれば

「…ごめん、これでも健全な男だし。
それに…今日もずっとカヤばっか構ってる
菜美ちゃん見てたら、少し複雑だったし…。
俺には恥ずかしがって全然抱き着いて来ないのに、カヤには笑顔で抱っこばっかして…」

ミヤ君はカヤ君にも少し嫉妬していたのか
そう言ってきて…。

だからずっと私とカヤ君の様子を
何か寂しそうに見ていたのかな…。

…でも、そんな事で寂しがるなんて、
本当に子供みたいで…

「…ミヤ君、本当に可愛いね」

私が照れながら微笑めば

「…菜美ちゃんが俺をこうさせたんだから
責任取ってよ」

ミヤ君はそう不貞腐れながら
私を強く抱き締めてきた。