「ミヤ君、この前の練習試合
凄く活躍してたんでしょ?壱君から聞いたよ。その疲れが来たのかもね?」

ミヤ君は人一倍練習頑張ってたし
部活もしながら勉強もちゃんとして
本当に凄いな。

「自分ではそんなに無理してるつもり無かったけど…そうかもね」

「ミヤ君は周りに優しい分、
人一倍神経も使ってるんだろうから
たまには甘えても良いんだよ?
いつもカッコいいミヤ君も好きだけど
甘えるミヤ君も可愛くて大好きだから」

私がそう言うとミヤ君は顔を上げた。

「…こんなに俺が甘えられるの、
菜美ちゃんだけだから」

「うん…」

「…元々甘えるタイプでも無かったし
カヤが産まれてからは尚更しっかりしないとって思ってたから…俺って本当は結構甘えられるんだなって思ったら…びっくりした」

「ミヤ君が甘えるのは
眠たい時と風邪を引いた時だけだよ?
普段はしっかりしてるのにね?
ホント…可愛い」

私がクスクス笑っていれば

「…可愛いとか、
彼女に言われたくないけどね…」

ミヤ君は少し不機嫌になりながら
私に抱き着く力を込めた。