私が布団を持ってくれば
ミヤ君はソファに横になっていた。

私がそっと覗けば
カヤ君がミヤ君に抱き着いて寝ていて…

ミヤ君は私に視線を向けた。

「ミヤ君、ソファで大丈夫?」

私が布団をかけて
ミヤ君に抱き着いて寝ているカヤ君を
起こさないように抱っこすれば

「大丈夫だよ。
菜美ちゃんの傍にいたいし…
寝ているカヤから目を離すのも心配だし」

ミヤ君は少し楽になってきたのか
さっきより口調もはっきりしている。

「…そっか。
でもミヤ君少し顔色が良くなって良かった」

私がホッとしていれば

「…どうせまた母さんが
菜美ちゃん呼び出したんでしょ。
…母さんはすぐ面白がって
菜美ちゃんに迷惑かけるから…。
ホントにごめんね」

ミヤ君はそう言って謝ってきた為

「ううん。大丈夫だよ。
私はミヤ君の事が心配だったし…
こうやってちゃんと…彼女として
ミヤ君のお母さんに認められてるような
気がして嬉しいから…」

私が照れながら笑えば

「…菜美ちゃん、少し抱き締めても良い?」

とミヤ君は寝たまま私の目を見て聞いてきた。