ミヤ君は私をぎゅっと抱き締める。

「…菜美ちゃんが傍にいると安心する」

ミヤ君はそう言って
私の胸に顔を埋めてぎゅっと抱き着く。

…本当に抱き着き方がカヤ君と同じすぎる。

「うん…ありがとう。
すぐ作って帰ってくるから待っててね?」

私がそう言えば
「うん」と返すけど
中々離してくれないミヤ君。

「…ミヤ君、カヤ君も下にいるし
そろそろ1階に下りるね」

「…母さん、出掛けるとは言ってたけど
カヤは連れて行かなかったんだ…。
迷惑ばっか掛けてごめんね、菜美ちゃん」

「大丈夫だよ。
ミヤ君もカヤ君も私大好きだから」

私がそう言えば
ミヤ君は私を抱き締める腕を少し緩め
軽く唇にキスをしてきた。

「…ミヤ君、」

私が顔を赤らめていると

「…ごめん、どうしてもしたくなって…。
うつったら…今度は俺が看病しに行くから」

そう言ってミヤ君は起き上がると

「汗かいたから、シャワー浴びてくる」

そう言って部屋を出て行った。