…顔赤いな。

まだ熱があるんだろうし、
何か食べて薬もちゃんと飲んだのかな…。

でもお母さんがずっといた訳だから
大丈夫だろうけど…。

私はそう思いながら
ミヤ君のおでこに優しく手を当てた。

するとミヤ君はうっすらと目を開き

「…ん、」

と少し声を漏らした。

「あ…ミヤ君、大丈夫?」

私がそう聞くと

「…菜美ちゃん?」

静かに私の名前を呼ぶミヤ君。

「どうして…ここに?」

ミヤ君は覚醒し始め
ちゃんと目が開き、起き上がろうとした為

「ミヤ君ダメだよ。ちゃんと寝てて。
私、ミヤ君の事が心配で来たんだよ」

そう言って身体を押して
ベッドに寝かせれば

「…そっか。嬉しい」

甘い笑顔と素直な言葉にドキッとするが…

いやいや、
病人相手にドキドキしてる場合じゃない。