「そ、そっか…」

何となく暑くなり、額の汗を拭っていれば

「菜美ちゃん、
ここまで来るの暑かったでしょ?
それに大丈夫だった?
今日も可愛いし…ナンパとかされなかった?」

ミヤ君は心配しながら
私をじっと見つめてきたかと思えば
軽く頬に触れてきて…

「…だ、大丈夫!!
誰にも声掛けられなかったし、
ミヤ君が思う程、私そんなに可愛くないよ!」

ミヤ君に少し触れられただけでも
今日は相当意識してしまう…。

今まで散々抱き締められキスもしたのに
これじゃまるで付き合ってから1日目のカップルのような距離感だ…。

周りから見れば
今からそういう事が出来るようには
思えないだろう…。

ホントに私…情けない。
ミヤ君は至って普通なのに。