そして私はそのままミヤ君を駅まで送ろうと
玄関に座って靴を履いていれば

背筋をなぞるようにつーっと
急に誰かに指先で厭らしく触れられ

「あっ…」

思わずビクッと身体をのけ反らせながら
恥ずかしい声を漏らしてしまい

バッと後ろ振り返れば
そこにはまた凛がニヤニヤしながらいて…

「凛、な、何するの!?
くすぐったいでしょ…!!」

ミヤ君も横にいるのに
どうしてそんな事をするのかと思えば

「…ほらね?ミヤ君」

…と、凛はなぜかミヤ君を見ており…。

「…」

ミヤ君は恥ずかしそうに黙っていた。