「良かったじゃん」

凛もニヤニヤしながら私とミヤ君を見てきて

「…脅したのは許してないからね」

私が凛にそう言えばお母さんは
「ん?脅したって何?」
ときょとんとして聞いてきて…

「な、何でもない。
とにかく、ミヤ君帰ろ。
駅まで一緒に送るから…」

私がそう言えばお母さんは
「あっ、待って!都君!」
と、ミヤ君を引き止めて

「菜美から聞いたかもしれないけど…
ウチは大家族だし…ちょっとガラの悪い子達も多いんだけど、皆それでも凄く良い子達だし…これからも菜美の事、支えてあげてね?
都君みたいな優しい人と菜美が出会ってくれて私凄く幸せなの。これからもよろしくね」

お母さんは微笑みながらそう言った。

するとミヤ君も慌てて頭を下げながら

「いえ僕の方が
…菜美さんと出会えて幸せです。
こんな僕を好きになってくれて…
いつも支えられてるのは僕の方です。
こちらこそよろしくお願いします」

そう言ってくれ、私の心が温かくなった。