…あの可愛い菜美ちゃんとは大違いな程
この弟君は悪趣味だ。

「…いや、でもホントに迷惑だろうし、」

俺が何とか断ろうとすれば
凛君は俺の顔に綺麗な顔を近付けてきて

「…この前俺に嫉妬して
姉ちゃん学校の中に連れ込んだ時、
胸にキスマーク付けたでしょ?」

凛君はニヤニヤしながら笑って言った。

「な、何で…それ、」

俺が顔を赤くしながら戸惑っていれば

「いや?その日姉ちゃんに謝ろうと思って
部屋に行ったらいなかったからさ?
どこ行ったのか探して脱衣所静かに開けたら
下着姿でずっと鏡見て顔赤くしてたから
どうしたのかと思ってたらキスマーク付いてたのが見えたから。あぁ…ヤッたんだなっ、」

そんな恥ずかしい事を言われ思わず
「や、ヤッてないよ!!
ただ欲に負けて初めて付けただけで…!!」
と、大声で反論すれば

「へー?初めて付けたんだ?
何?ミヤ君童貞なの?」

と、またまた恥ずかしい事実を言われた。

…完全に墓穴を掘った。

…それよりこの家族は菜美ちゃん以外
こんな感じなのだろうか。

そう思えば菜美ちゃんが可哀想すぎるし
ますます俺があの純粋さを守ってあげたい…。