「…凛君にとっては、お姉さんと俺が
あんまり良い雰囲気にならない方が
良いんじゃないの?」

凛君が菜美ちゃんを抱き締めた時
俺を凄い怖い形相で睨み付けるように
見てきたのは分かる。

その目はまるで"手を出すな"
と言っているようにも見えたし
本当に殺気立ってて
喧嘩が強いという感じが出てて
思わず怖くもなったが…

「でもミヤ君はそれでも
姉ちゃんの事諦めないでしょ?
だってあんなに嫉妬で狂った目で
俺に言い返してきたじゃん?
軽く見てたら結構度胸あってビビったわ」

…凛君にそう言われ
そんなに嫉妬を露にしてたかと思うけど、
確かに嫉妬してたのは事実だし。

いくら凛君の顔面のイケメンさに負けようが
並んだ時お似合いだと思おうが

菜美ちゃんだけは渡したくないのは事実だし
菜美ちゃんの家族に反対されようが
俺は絶対に諦めたくはない…。