「…何?アンタ…この子の事好きなの?」

ミヤ君に抱き締められていれば
後ろから凛の声が聞こえる。

「…好きだし、彼氏だから」

そんな凛の問い掛けに
ミヤ君は少し周りを気にしながらも
静かにそう言い返していた。

「…菜美ちゃん嫌がってるじゃん。
そういうの、やめろよ」

ミヤ君の言葉に凛はどこか挑発的に

「何?嫌がらなかったらこの子の事、
俺の好き放題にして良いって事?
随分とあっさりとした彼氏だね?」

…そんな事を言い出した。

「…」

ミヤ君はそんな凛の言葉に黙り込んでおり…

…いや、そんな言い方されたら
ミヤ君困るに決まってるし!!

学校の中でこんな注目浴びてる状態で
甘い言葉なんてミヤ君は
絶対に言えないのは私は分かってる…。