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「なみねーちゃん!おきてー!!」
自室のベッドで安眠していれば
それを妨害するように私の被る布団の上で
ドッスンバッタン暴れ回る
4歳の弟…寿(こと)。
「…寿、まだ5時だよ。
もうちょっと寝かせて…」
私がそう言って布団を被り直せば
「おなかすいたー。なんかたべたいよー」
メソメソ泣き出す始末…。
「お父さんかお母さんに頼んでよ…。
あ、でもお母さんはお腹に赤ちゃんがいるから上に乗って暴れたらダメだからね」
私がそう言えば
「さっき、おかーさんのうえに
おとーさんのってたよ?チューしてた!!」
…寿の言う事に、絶句。
あの夫婦…
いや絶対お父さんが無理矢理してるのだろうが
ホントにマジで何やってんの…。
「チューしてるときはね、"そっとしとけ"
って、にぃにがいってたもん!!」
…あの兄貴も、マジでロクな事教えないな。
私はため息を吐きながら
渋々起きて寿を抱っこすると
キッチンに向かって朝ごはんを作り始めた。
「なみねーちゃん!おきてー!!」
自室のベッドで安眠していれば
それを妨害するように私の被る布団の上で
ドッスンバッタン暴れ回る
4歳の弟…寿(こと)。
「…寿、まだ5時だよ。
もうちょっと寝かせて…」
私がそう言って布団を被り直せば
「おなかすいたー。なんかたべたいよー」
メソメソ泣き出す始末…。
「お父さんかお母さんに頼んでよ…。
あ、でもお母さんはお腹に赤ちゃんがいるから上に乗って暴れたらダメだからね」
私がそう言えば
「さっき、おかーさんのうえに
おとーさんのってたよ?チューしてた!!」
…寿の言う事に、絶句。
あの夫婦…
いや絶対お父さんが無理矢理してるのだろうが
ホントにマジで何やってんの…。
「チューしてるときはね、"そっとしとけ"
って、にぃにがいってたもん!!」
…あの兄貴も、マジでロクな事教えないな。
私はため息を吐きながら
渋々起きて寿を抱っこすると
キッチンに向かって朝ごはんを作り始めた。



