「…私の家族、その…皆喧嘩が強くて
いわゆる不良一族なの…」

ミヤ君の家庭環境の事も知ったし…
私がもう良い機会かと思い
思いきってそう言えばミヤ君は驚いており

「…不良一族!?
いや、でも俺も菜美ちゃんが好きだから、
菜美ちゃんが俺に言ってくれたように
家庭環境とか、そんなの関係ないよ…」

そう言ってはくれたが

「…ミヤ君、その気持ちは凄く嬉しいし
私もミヤ君と離れたくはないんだけど…
何か危険が及ぶようだったら
遠慮なく逃げて良いからね。
私、ミヤ君の人生が1番大切だから」

私が青ざめた顔でそう言えばミヤ君は

「そ、そんなに凄い家族なんだ?
でも、俺、ここまできて菜美ちゃんの事
そんな簡単に諦められないよ」

戸惑いながらも私を想ってくれるミヤ君。

「…とりあえず、
私もちゃんと家族と向き合うから。
ミヤ君に今日会えて力を貰えたし…
本当に良かった」

…本当に今度こそ家族にちゃんと言おう。
ミヤ君にも一応、家族の事は少しは言えたし
あとは…本当にあの家族さえ説得できれば
何とかなる。