「ミヤ君、送ってくれてありがとう」

「いや、今日はこっちこそ本当にありがとう
…じゃあ、また、」

ミヤ君はそう言いながら
私の手を中々離さずにいる。

「…ミヤ君、また学校でね」

私がそんなミヤ君に笑っていれば

「…今度は、
菜美ちゃんの家族にも会いたいな」

と言われ思わずギクリとしてしまう。

「…えっと、その、」

私が思わず動揺していれば

「…もしかして、
まだ俺の事言ってない…とか?」

ミヤ君は少しショックそうにしていたため
そんな顔を見ていられず

「いや、凄く言いたいんだけど、
その…私の家族、私への執着が凄くて、
彼氏がいるとか言ったら
…ミヤ君に被害が及ぶ可能性が」

私が思わずそう言えば

「被害って…。
まぁ、菜美ちゃん可愛いし家族からも溺愛されるのは分かるけど…そんなに怖い家族なの?」

ミヤ君は少し驚いていた。