「…顔も身体も真っ赤だね」

ミヤ君がそう言って笑ったのを聞き

「ミヤ君、今どこ見てるの?
胸とか見えてないよね…」

私が恥ずかしさで涙目になっていれば

「…顔と首だけしか見てないよ。
そんなの見たら本当に抑えられなくなるし…。
てか、菜美ちゃんってメガネ外したら
本当に全然見えないんだね…」

ミヤ君はそう言うと
自分の胸に私の顔を押し付けて抱き締めた。

「…ミヤ君って、普段凄く優しいのに、
こういうことする時、凄く意地悪だよね…」

「…それは、菜美ちゃんが可愛いすぎて
抑えが効かないからだよ。
最初は、恥ずかしがるからメガネを取って
あげようと優しさでしてたけど…
いつも冷静な菜美ちゃんがメガネで焦ってるのが可愛すぎて…今日はつい意地悪しすぎた…」

「…何も見えないと不安になるし
私もそういう事する時は
ミヤ君の顔をちゃんと見たいから…
メガネはもう外さないで欲しい…」

「…分かった。
これからはもうしないから」

ミヤ君はそう言うと
私の身体を離してメガネを掛けさせてくれた。