「…ミヤく、!」

私がぼやける視界で名前を呼べば、
ミヤ君は私の頬に両手を当てながら

触れるだけじゃない…
角度を変えて唇を味わうような…
甘いキスを落としてきた。

…花音はミヤ君が奥手で大胆な事が出来ない
とか言ってたけど、

全然そんな事ない!!

ミヤ君は結構大胆だし、
恋愛初心者の私には分からないけど、

キスが…上手すぎるような気もする。

「ミヤく、まっ、」

キスの最中、途切れ途切れにそう言えば
ミヤ君は唇を離してくれ

私が息を乱していると

「…菜美ちゃん、あのさ…
本当に何度も言うようだけど…
メガネは俺以外の前では絶対付けててね…」

ミヤ君の表情はぼやけてて見えないが

「メガネ掛けてても綺麗だけど…
素顔が…その…
めっちゃ可愛くてエロいから…さ、」

照れたようにそう言われれば
私の身体中が一気に熱くなる。