「え!?いや、全然大丈夫だよ?
私も弟を見てるようで凄く楽しかったし…
ただ、ミヤ君は…私にはあんまり…
家庭の事とか知られたくなかった…よね?」

私がそう聞けば

「…カヤの事は隠すつもりはなかったけど、
父さんの事はあんまり知られたくなかった。
大体母さんとの会話で察したと思うけど…
父さん、2年前からずっと不倫してて
半年前に母さんと別れて
その女の人と暮らしてるんだけど…
まだ4歳のカヤは父さんに懐いてたし、
父さんもカヤだけは連れて行くって聞かなかったから、ずっと父さんの所でカヤは過ごしてたんだけど…」

「…」

「…まだ母さんから詳しく聞いてないから
分からないけど、多分、その女の人との間に
子供が出来たら、カヤの事をあんまり可愛いと思わなくなったんだと思う。
その女の人も…元々カヤを引き取る事…
あんまり良く思ってなかったみたいだし」

「…」

「…俺もあの時もっとカヤの事を
ちゃんと考えてあげれば、
カヤは傷付かなくてすんだのにって…
今日ずっと思ってた」