…。

ミヤ君のお母さんが出掛けた後、
静まり返った空気。

でも、「ママ、」と不安そうにカヤ君が
玄関を見つめていた為

私は自分の足に抱き着いていた
カヤ君を抱っこすると

「カヤ君、お姉ちゃんと遊ぼうか?」

「…」

「お姉ちゃん、カヤ君と遊びたいな~?
カヤ君は何して遊ぶのが好き?」

「…いま、おえかきしてた、」

そう私に返事をしてくれ、
私がカヤ君に微笑めば

「じゃあ、お絵かきの続きしよっか。
行こうね」

そしてカヤ君を抱っこしたまま
私がミヤ君の方を見れば

「…あ、こっちリビングだから行こうか」

ミヤ君は私に何か…
きっとカヤ君に関する事だろうが
何か言いたそうにしていたが

今この状況でその話は出来ないと
お互い分かっており…

ミヤ君も何も言わないまま
私をリビングに案内した。