…何だかよく分からないけど、
凄く複雑な事情な事は分かった。

カヤ君はミヤ君の…弟なのかな?

今までお父さんの所にいたけど
今日突然こっちに帰ってきた…

そんな感じの話をしてたよね…。

「…ミヤ君、私、帰るよ」

私がそう言えば
「えっ!?」とミヤ君は驚いた。

「何だか凄く大変な時に
お邪魔しちゃったみたいだから…
私、大丈夫だよ?また改めてお邪魔するね」

私がそう言えば
「でも…」とミヤ君は複雑そうな顔をしていたがカヤ君の事も気になるようで
私を無理に引き止められないようだった。

私はミヤ君のお母さんに頭を下げ

お母さんに抱き着いて私をチラチラ見る
カヤ君という可愛らしい男の子に微笑みながら
同じ目線になるように屈むと

「カヤ君、またね?
今度、良かったらお姉ちゃんとも遊ぼうね」

そう言って優しく頭を撫でた。

…ホント、寿を見ているみたいで可愛いし
ミヤ君にそっくりだな。

私はそう言って立ち去ろうとすれば
ミヤ君のお母さんから離れ
今度は私の足にカヤ君が抱き着いて来た。