「…あの、四条さん、」

私がそう呼べば

「これ…あの、つまらないものですが…」

そう言って用意していた菓子折りを渡せば

「…本当に礼儀正しすぎる!!
というかもう、
私の事は"お義母さん"って呼んでよ!?
もう未来の都のお嫁さんでしょ?」

…ミヤ君のお母さんはそんな事を言い出し、

…み、未来のお嫁さんって。

私が驚いて身体を硬直させていれば

「…菜美ちゃん、俺の部屋に行こうか。
母さんのテンションに付き合ってると
疲れるよ」

そう言って玄関に上がり
部屋に促されれば

「都、そうはさせないわよ?」

ミヤ君のお母さんはニヤニヤしながら
楽しそうにそう言っており…

私もミヤ君もきょとんとしていれば