放課後になり
私が帰ろうと教室を出れば

「あ、菜美ちゃん、待って、」 

と、ミヤ君に呼び止められた。

「どうしたの?ミヤ君…」

私は足を止めミヤ君の方を向けば

「いや、あのさ…一緒に帰らない?」

そう言われびっくりした。

「…え?でも、部活は、」

「今日は顧問の先生が元々休みで
部活ない日だから大丈夫だよ」

「でも、私とミヤ君の家は反対方向だし…」

「駅まで送るから」

「…でも、悪いよ」

私は悪いと思い戸惑っていれば
ミヤ君は私の目の前まで近付き

「…俺が菜美ちゃんと一緒にいたいんだよ。
それじゃ…ダメかな?」

ストレートにそう言われ

「…私もミヤ君と帰りたい、けど」

と私も照れながらも素直に答えれば

「じゃあ、行こうか」

ミヤ君はそう言って少し先を歩いた為
私もそれに続くように少し後ろを歩き
距離を保ってお互い学校を出た。