学校へ着けば
「おはよ!菜美!」
と既に花音が来ており

「おはよう、花音」

私が笑ってそう返し、席に着けば


「…ちょっと、ミヤ!こっち来てって、」

「…花音、やめろって、」

「…何?照れてるの?
愛しの"彼女"と会えて嬉しくないの?」


…花音とどこか焦っているミヤ君の声が
近付いてきて、私が顔を向ければ

「菜美、こんなミヤを彼氏にしてくれて
本当にありがとね!」

と、朝からとても機嫌良さそうに
ニヤニヤしながら花音にそう言われ
私は思わず苦笑いした。

「ちょっ、教室の中でそれ言うなよ、」

その隣にはミヤ君もいて
照れながら辺りを見渡していた。