「え?竜、菜美と一緒に寝たの?珍しい」

お姉ちゃんはびっくりしていて

「こら!竜ずるいぞ!!
俺も菜美と一緒に寝たいけど
全力で拒否されるから仕方なく
1人で寝てるんだぞ…!!
しかも竜は男なんだから甘えるなよ!」

…お兄ちゃんは訳が分からない事を言っており

「…竜、お姉ちゃんも学校があるんだから
ちゃんと寝かしてあげないとダメだぞ」

お父さんは優しい言い方ではあるが
注意をしていて…

「…」

黙って私に抱き着く竜が
何だか可哀想になってきた。

「私は全然大丈夫だよ?
竜は可愛い弟だし甘えられて嬉しかったよ?」

私が竜の背中を擦りながら
「一緒に寝れて沢山話せて楽しかったよね?」
と、言っていれば

竜は「…うん、菜美ねーちゃん大好き」と言って、またぎゅっと抱き着いてきて…

「菜美ってホント、お母さんにそっくりで
子供に甘くて優しいよね~?
ウチは長女だけど、子供の扱いとか下手だし」

お姉ちゃんは私達の姿を見ながら
そんな事を言った。