「菜美ちゃん、また顔、赤いね」

「…ミヤ君、私がメガネ取られたら
抵抗できないの知って、面白がってるでしょ」

「面白がってないよ。
ただ凄く可愛い反応するなって思っただけ」

「…っ、早く返して、」

そう言えば
ミヤ君は笑いながらも
私の顔にメガネを掛けてくれた。

「…ミヤ君、もう部活に戻らないと」

ミヤ君に素顔を見られ
私は恥ずかしさでいっぱいだったが
何とかそう言えば

「…そうだね。もう戻る」

「うん…ごめんね、部活の邪魔して」

「いや、菜美ちゃんと会えて嬉しかったし…
これからは、その、俺達付き合ってるって事で
良いんだよね?」

そう改めて確認され、
私が照れながらもゆっくり頷けば

「…これからよろしくね」

と、優しく頭を撫でられ、

その日はミヤ君も部活の途中だった為
そのまま別れて、1人で家に帰った。