…これ、って、キス…されるよね。

想いが通じ合った今、
確かにキスの流れは自然かもしれないけど…

「み、ミヤ君、待って…」

私がまた胸を押してしまえば
動きを止めたミヤ君。

「ここ…学校だよ」

場所が場所だし…何より…

「まだ、その、
ミヤ君に顔を間近で見られるの、
恥ずかしい…」

顔合わせられて話せた今でも
やっと進歩したようなものなのに…

キ、キスとか…そんなの心臓が持たない…。

私がそう言えば
ミヤ君は少し黙った後、

「…分かった」

と静かに言ってくれ、
キスを止めてくれるのかと思い安心していれば

突然、私が掛けていたメガネが
ミヤ君の手によって取られ、
視界がぼやけた。