「えっ?あ、良いよ!部活中だから…」

私が焦っていれば

「良いんだよ。部活中だろうが
都だって市川さんに呼ばれたら
嬉しいに決まってるし?」

そう彼は言うと
「都ー!!ちょっとこっち来いよ!!」
大声でミヤ君を呼んでいた。

…ど、どうしよう。
もうここまで来たら本当に後には引けない。

私がそう思っていれば
「壱(いち)、何だよ…」
と、ミヤ君が入り口まで現れ、

同時に私の姿も目に捉えたミヤ君は
目を見開いて驚いていた。