月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

「…私は身体が強くないので
実家でもたまにしか外に出歩く事はなかったですし、それにずっと1人だったので…
こうして響さんと季節を感じられて
凄く嬉しく思いますよ」


私は元々自由を求める性格でもないし
決して丈夫ではない身体自体が
自由にさせてくれないのもあるから...

響さんは何も責める必要はない。


「…ルナはもっと我が儘になっても良いんだよ?俺にもっと文句を言えば良いのに」

「文句なんて何もありませんよ。
響さんはいつも優しくてカッコいいですし、
触れられるのもドキドキしますけど…凄く心地が良いですから」


私が照れながら言えば


「…ルナ、あんまり可愛い事言わないでね。
俺も余裕がなくなるから」


響さんも少し照れた表情をしながら
私の手を握る手を強めた。