月の雫 ~愛してくれる貴方へ~

数分後…
部屋に訪れたのは辻川さんで

「啓、そこにルナの布団敷いたら
その花を組長の部屋に持って行け」

と、響さんは指示をしており…


辻川さんは少し戸惑った様子を見せながらも
とりあえず指示された通りに
私の布団を敷いてくれていれば


「…月様、体調が悪いんですか?」


辻川さんは途中で響さんに支えられている
私を見ながら心配そうに言ってくれていて


「あ…大した事はないんです。
辻川さん、ありがとうございます」


私が辻川さんに軽く微笑んでお礼を言うと


「啓、さっさと布団敷いて
その花を組長の部屋に持って行け。
あんまりルナを見るな」


響さんはまた不機嫌になり
私の顔を隠すように抱き締めた。