月の雫 ~愛してくれる貴方へ~



翌日、響さんが仕事に出掛け
私が部屋の掃除をしていると


「月様、入ってもよろしいでしょうか?」


襖の向こうから聞こえたのは
辻川さんの声だった。



「はい、大丈夫ですよ」



私がそう声を掛けると襖がゆっくりと開かれ

「失礼します…って、
月様…部屋の掃除をされてたんですか!?」

片付けの為に床に置いてあった掃除道具を見て辻川さんは私の傍に駆け寄った。